根管治療

ROOT CANAL TREATMENT

  • 078-881-4182

細菌によって
引き起こされる
歯の根のトラブルを解決

歯ぐきに膿が溜まって眠れないほど痛い、
他院で神経を抜かなければいけないと言われた…
根管(こんかん)と呼ばれる歯の根が細菌感染したことで、
そんなトラブルを引き起こすことがあります。
根管はとても小さな部位なので、感染源を見逃さず、取り残すことがないよう、
神戸市灘区の歯医者 灘セントラル歯科では
手術用顕微鏡(マイクロスコープ)などを駆使して精密治療にあたります。

根管治療とは

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細菌感染した歯の根を掃除する精密な治療
歯の根の中にはとても細い管があり、その管には神経や血管が入っていてこれを根管(こんかん)と言います。この根管に、虫歯の進行によって細菌感染が及んだり、何かしらの原因によって先端に膿が溜まってしまうと、既に神経のない歯であっても酷い痛みや腫れに繋がります。
そうならないように、またそうなってしまった時に行う、根管内をきれいに掃除して感染物質を除去する歯の根の治療を「根管治療」と言います。根管内の細菌を取り残してしまうと、せっかく残せた神経が再度細菌汚染されてしまい、トラブルの再発・再治療が必要になってしまうこともあるため、とても細く複雑な構造の根管内の汚染された神経や血管を逃すこと無く除去することが治療成功のキーポイントになります。灘セントラル歯科では充実機器とこれまでの経験により培った知識・技術をもって、その実現に努めています。
こんな症状がある方は要注意!
根管の状態をチェック
  • 進行した虫歯が強く痛む
    放置・悪化した虫歯が神経(歯髄)にまで達すると強い痛みが生じ、細菌に感染した神経を取る抜髄(ばつずい)を行うことになります。抜髄後は根の中をキレイに消毒していきます。
  • 噛むと歯がズキズキと痛むようになった
    虫歯の悪化や、事故などによる歯への強い衝撃によって歯の神経が死んでしまいそのまま放置していると、その死んだ神経が腐って細菌が根の先まで達することで、噛んだ時に痛みが出ます。
  • 歯茎に膿が溜まっている、腫れて痛い
    過去の治療で歯の神経を抜いたところが空洞になり、そこで細菌が繁殖すると膿の袋ができます。体の抵抗力が落ちると腫れや痛みなどの症状が出ますが、初期症状はありません。蓄膿症の原因にもなることも。
  • 歯茎に白いニキビのようなできものができた
    歯の根の先に溜まった膿が出てきて、歯茎に白いできものができることがあります。膿を出すことで一時的になくなりますが、溜まると出てくる、の繰り返しです。膿の臭さが口臭の原因になることもあります。
上記以外にも気になる症状があれば、
お気軽にご相談ください。

歯の神経を
出来る限り残すために

失活歯

なぜ歯の神経をできるだけ残す必要があるのか
一般的に「歯の神経」と呼ばれる歯髄は神経線維と血管で出来ていて、歯に栄養や水分を供給しています。虫歯が進行して神経まで感染してしまうと、通常の歯科治療では「抜髄」という歯の神経を抜く処置を行わなければなりません。
では神経が抜かれた歯=失活歯はどうなるのでしょう?失活歯は神経のある健康な歯と比べ歯が脆くなり、数年後に抜けてしまったり、治療をしていても突然割れてしまうなど、歯の寿命や耐久性、感染に対する抵抗力が大きく劣ります。
この先少しでも長く歯を残すためにも、神戸市灘区の歯医者 灘セントラル歯科では、歯の神経を最大限残せる根管治療を行うための様々なこだわりがあります。
  • 当院の根管治療の特長

    • 充実機器による的確な診断
      歯科用CTによるX線撮影で、外から見ただけではわからない歯の内部の状態まで正確に把握します。治療前には適切な治療計画の立案に貢献し、治療中には根管内がしっかりキレイになったか・薬剤がしっかり充填されているかを確認することで、治療の成功率を高め再治療リスクを抑えられます。

      *

    • マイクロスコープによる精密治療
      神戸市灘区の歯医者 灘セントラル歯科では、細部まで確認できる高い精度の根管治療のために、肉眼の最大約25.6倍も視野を拡大できる歯科用顕微鏡・マイクロスコープを用いています。小さな歯の極めて細い穴の中の治療において、肉眼での経験や勘に頼る「見えない」中での手探りの処置よりも、経験だけで無く、拡大視野による「見える」中での必要最低限ながら確実性を高められる処置を実現します。

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    • 殺菌・封鎖性の高いMTAセメント
      MTAセメントとは、歯に含まれるカルシウム系の成分を多く含んだ水硬性セメントのことで、根管内の感染部位を除去した後の穴を埋めるのに使用します。虫歯の穴はもちろん、従来の材料と異なり歯から骨に抜ける穴を埋めるのにも有効で、歯の神経を守るための新しい治療法として世界中で高い評価を得ています。
      MTAセメントを使うことで虫歯が歯髄に達しても神経を残せる可能性が高まり、また優れた封鎖性と強い殺菌作用で虫歯の再発リスクを格段に抑えられます。

      *

      MTAセメントによる
      治療のメリット

      • 01

        歯の寿命が
        長くなる

        MTAセメントで神経を残すことで歯の寿命は長くなります。さらに、成分に含まれるカルシウムイオンの放出により、周辺の歯質の再生も促進させことができます。

      • 02

        虫歯再発の
        リスクを低くする

        人体に無害ながら強い殺菌作用があり、また、詰めた後にわずかに膨張しながら硬化するため細菌が隙間から侵入する心配が無く、虫歯の再発リスクを下げられます。

      • 03

        治療の回数が
        短くなる

        通常、歯の根の治療期間は1〜3ヶ月程度かかることもありますが、MTAセメントを使用することにより治療回数が短くなります。

MTA+補綴

神経を抜く抜髄ではなく
神経を封鎖する断髄で歯を守る
深く進行した虫歯の治療において、従来であれば歯髄を取る「抜髄」を選択するしか無かった場合でも、マイクロスコープを駆使した処置により細菌汚染された問題のある組織だけを取り除き、殺菌・封鎖性の高いMTAセメントによって生活反応のある歯髄を残し守る「断髄」という治療が可能に。
症例によりますが、他院での治療後に再発してしまったり、根の先にできた病変においても、神経の生活反応を残せる可能性が高まります。
全ての症状において
MTAセメントが使用できる
わけではありません

まずはお口の状態を確認

まずは虫歯を取り除き、神経の状態などを診た上でMTAセメントによる治療が有効か判断します。MTAセメントによる治療が可能な目安の一つとして、何もしていないときもズキズキ痛むような自発痛があるかどうかも伺います。
なんとか神経を残せる道を模索しますが、必ずしもMTAセメントで絶対に歯髄を残すことができる、というわけではないことをご理解いただけますと幸いです。

根管治療が必要なワケ

*

歯の寿命を長くするために最も必要な「基礎工事」
根管と呼ばれる歯の根は、建物に例えるならば”建造物”である歯と、”地盤”である歯ぐき・歯槽骨の間を支える、いわば”基礎”にあたる部分です。立派な建造物があっても基礎がしっかりとできていなければすぐに崩壊してしまうようなもの。それと同様に、歯も基礎となる歯の根の状態が悪ければ、どんなに優れた被せ物もすぐに外れたり壊れたりして長持ちせず、再治療となってしまいます。残った歯を長持ちさせ、再治療を防ぐためにも、まずは土台をしっかりと整えることが重要です。

根管治療の流れ

  • *
    治療時の感染防止を徹底
    治療時に、細菌を含む唾液や歯石などの飛沫が歯の中に入り込み再感染してしまうリスクを防ぐために、灘セントラル歯科ではラバーダム防湿法を取り入れています。
    ゴム状シート「ラバーダム」に小さな穴をあけ、そこから治療対象となる歯のみを露出させることで細菌の侵入を防ぎます。
    1
  • 細菌感染した歯髄・膿
    根管の清掃・消毒
    歯を削って根管を露出させ、細菌感染した歯髄(神経や血管)や歯根の先に溜まった膿などを除去し終えるまで清掃します。しっかりと取り除いたら複雑なかたちをしている歯の根の中の形を整え、隅々まで消毒液を入れて蓋をします。
    ここで取り残しや見逃しがあると再治療リスクが高まるため、マイクロスコープをはじめとする機器で精密に治療いたします。
    2
  • 消毒後に充填剤を入れる
    充填剤で密封
    歯髄を取り除いた歯は再感染しやすく、根管内に空気が入ってしまうと痛みを感じたり再感染の恐れがあるため、薬剤で密封し、細菌の入る余地を無くします。
    症例によりますが、殺菌・封鎖性の高い充填剤「MTAセメント」を使用して治療後の再発リスクを抑えます。
    3
  • *
    レントゲンで確認
    レントゲン撮影をして根の先までしっかり充填剤が入っているか確認します。
    痛みや再感染のリスクを回避するためにも、ぴったりと隙間なく薬剤が入っていない場合は、再度入れ直すこともあります。
    4
  • 被せ物・土台・膿のあと
    被せ物の装着
    レントゲンで歯の根の中にしっかり充填剤が入っていることが確認できたら、土台となるコアを入れ、被せ物(クラウン)を装着します。これで根管治療は終了です。
    5
  • *
    メインテナンス
    再度根管治療を受けることにならないためにも、定期検診は必須です。
    また、残った歯を健康に保つために、ご自宅での毎日のケアはもちろんのこと、歯科医院でのメインテナンスやクリーニングを定期的に受けることをおすすめします。
    6
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